終電の神様
年末実家に帰った際に、親から借りてきました。ちなみに親曰く「その本を買った記憶がなく、読んだ記憶もない」とのことでした。笑
大丈夫か…
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内容的には電車の事故や遅延が関連する7つの短編のオムニバスでした。サクサク読みやすかったです。文体が若かったので作者自分より若いのかなと思ったら大ベテランの方のようで驚きました。
ちなみに、後半の短編は終電が出てきません。笑
また、駅名や描写で他の話との関連を匂わせる表現があるものの、ストーリーと関わりもないため、独立作品と考えるのが良さそうです。
タイトルや描写につられ、他の話との絡みをぼんやり考えながら読んでしまっていたため、ひとつひとつの作品と100%向き合うことができずという結果に。このタイトルはまずいです。
ひとつひとつの作品の読後感は良かっただけに、気になりました。
とはいえ、オムニバスで他の話とのストーリーを絡めるようになったのって、割と最近なのかなあ。
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そっちばかり気にするのもまずい気もしますが。
読んでから痛感しましたが、子供とマンツーマンの時に読むのはキツイですね…!